日本相撲協会は30日、エディオンアリーナ大阪で理事会と年寄総会を開き、28日に再選された八角理事長(52=元横綱北勝海)新体制の職務を決めた。理事長選に敗れた貴乃花親方(元横綱)は協会NO・3の立場のまま、執行部を外れて巡業部長に就任。理事長は「本場所で力を出すには巡業での稽古が一番大切。貴乃花親方には横綱、大関を始め、厳しい指導をしてもらいたい」と説明した。
巡業は、日数の増加に反比例するように稽古量が減っている。現役時代、豊富な稽古量でならした貴乃花親方も「数が多いにこしたことはないが、数よりも内容。力士が稽古することが相撲界の繁栄につながっていく」と、稽古重視の考えを披露。「お客さまに来ていただいて巡業は成り立っている。お客さま第一で考えていく。力士は汗をかいて、その姿を見ていただくのが一番いい」と話した。