高安、三役で初の勝ち越し王手「目の前の一番を」

栃煌山(左)を張り手で攻める高安(撮影・岡本肇)

<大相撲名古屋場所>◇8日目◇17日◇愛知県体育館

 小結高安(26=田子ノ浦)が、三役で初めての勝ち越しに王手をかけた。

 過去3勝17敗と苦手な西前頭筆頭の栃煌山(29=春日野)を突っ張りで中に入れさせず、最後ははたきこみ。「前に出られなかったけど、中には入れさせたくなかった。ちょっと苦手な相手だったので、結果オーライです」と静かに胸をなで下ろした。

 過去に三賞を2度、受賞している好きな名古屋。「(優勝争いは)なるようになりますから。毎日精いっぱいやりますよ。とりあえず、一番一番を勝ちに行かないと、道は開けない。目の前の一番をしっかり取る」。今場所は兄弟子の稀勢の里に綱とりが懸かるが、弟弟子も援護射撃とばかりに大暴れしている。