安美錦4敗「体ついてこなかった」足もつれバッタリ

千代丸(左)に張り手をかわされ引き落としで敗れる安美錦(撮影・横山健太)

<大相撲秋場所>◇9日目◇19日◇東京・両国国技館

 夏場所で左アキレス腱(けん)断裂の大けがを負い、十両に転落した西10枚目安美錦(37=伊勢ケ浜)が、4敗目を喫した。

 東5枚目千代丸(25=九重)を立ち合いから一気に押し込むなど、元気いっぱい。手を休めず右の張り手を2度狙ったが、最後は足がもつれてバッタリと落ちた。決まり手は引き落としで、連勝は4で止まり「あんなことしちゃダメだね。足が動かなかった。熱くなると体が動く。それに体がついてこなかった」と話した。

 支度部屋では穏やかな表情で淡々と話していたが「はらわたは煮えくり返ってるよ。(表情に)出してないだけで」と、悔しさも口にした。続けて「後で風呂場で泣き叫ぶよ」と笑いを誘い、いつも通りひょうひょうと引き揚げた。