大相撲秋巡業は6日、千葉市で行われ、大関稀勢の里(30=田子ノ浦)が若手の挑戦を歓迎した。
初日から2日連続で土俵に上がると、幕内千代の国を指名。「はたいても引いても、顔面を張っても良い」と注文して計7番、ひっくり返るほど豪快な投げ、砂かぶりまで吹っ飛ばす押しで圧倒した。それでも「全力で挑まないと失礼」と食らい付く千代の国の姿に、会場もヒートアップ。時折笑顔を見せながら引き揚げた稀勢の里は「運動神経がよみがえる。お互いが強くなるための稽古。非常にいい力士」とべた褒め。自身の若い頃も思い出し「一発やってやろうと思っていたのが(元横綱)朝青龍関。他の若手もどんどん向かってきてくれたら」と挑戦者を待ち望んだ。