大相撲の横綱白鵬(31=宮城野)が28日、原点回帰の“琴奨菊トレーニング”を行った。岡山県倉敷市で行われた秋巡業で大関琴奨菊に誘われてケトルベルを5分間、振り続けた。次第に顔をゆがめるも「ほっぽりたかったけど、立場的にできないから」と耐え抜く。重り入りのタイヤ引き寄せなどもこなして「面白かった。相撲と違う筋肉を使う。細かい筋肉がついてくれば、ケガをしにくい体になるね」と興味を抱いた。
「横綱の体の使い方を見てみたかった」という大関の誘いに乗ったのは、懐かしさもあった。琴奨菊の初場所優勝の原動力となったケトルベルは、レスリング選手がよく使うため「家にあった。子どものとき、オヤジ(父ムンフバトさん)がやっていた」という。久しぶりに触れたケトルベル。右足首などけがの状態も少しずつ良くなり「いい一日だった」と笑顔だった。