嘉風、稀勢の里と申し合いなど地元巡業でハッスル

豪栄道と話す嘉風(撮影・木村有三)

 大相撲の中津巡業が5日、大分・中津市内で行われ、大分出身の西前頭2枚目嘉風(34=尾車)が、地元ファンから大声援を受けた。

 朝は大関稀勢の里と申し合い稽古をこなし、午後の取組では人気力士の遠藤をうっちゃりで下すなど、嘉風もハッスル。佐伯市生まれも、中津市は高校時代を過ごした思い出の地。「第2の地元で知ってる人もたくさん来てくれた。地元の人に見てもらって良かった。来年も常に納得いく相撲を取っていきたい」と、35歳になる2017年へ誓いの言葉を口にした。