春日山親方契約保留 1・16和解協議次第で退職も

年寄総会を終え引き揚げる春日山親方(撮影・鈴木正人)

 日本相撲協会は26日、東京・両国国技館での年寄総会で親方衆と人材育成業務の委託契約を結び直した。先代親方の岩永祥紀氏(元前頭春日富士)と年寄名跡証書の引き渡しを巡り係争中の春日山親方(元前頭浜錦)については、訴訟の次回和解協議が行われる来年1月16日まで契約を保留した。総会前のこの日午前にも東京高裁で和解協議が行われたが和解は不成立。同親方は契約に必要な業務委託契約書を未所有のため、現状では再契約できない。他の99人とは更新した。

 協会関係者によれば年寄総会の席上、春日山親方は1月16日までに契約書を提出できない場合は退職の意を示したという。当初はこの日が提出期限だったが、同親方の意向を受け総会の賛同もあり猶予を与えた。同親方は8月の1審判決で、証書を所有するための対価として1億7160万円の支払いを命じられた。