小結栃ノ心が右膝関節捻挫で休場 5日目に古傷痛め

 大相撲の西小結栃ノ心(29=本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身、春日野部屋)が初場所6日目の13日、右膝の負傷で休場した。当初は「右膝外側半月板損傷で休場を要する」との12日付の診断書を日本相撲協会に提出していたが、新たに「右膝関節捻挫で全治まで2週間程度の見込み」との13日付の診断書を提出。5連敗を喫した5日目の関脇正代戦で古傷を痛めていた。

 東京都内の病院で検査を受けた栃ノ心は松葉づえを突き「靱帯(じんたい)は切れていないが炎症を起こしている。場所前から気になっていた」と述べた。再出場は厳しい状況。

 休場は右膝の大けがの影響で幕下に落ちていた2014年初場所以来6度目。6日目の対戦相手の小結高安は不戦勝。今場所の十両以上の休場は初めてとなった。