4横綱珍現象!白鵬風呂上がってもまだ取組やってた

蒼国来(右)を寄り切りで破った白鵬(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇2日目◇13日◇エディオンアリーナ大阪

 初日黒星だった横綱白鵬が、蒼国来を下して白星を手にした。前日の正代戦で痛めた右足にはテープを巻き、得意の右四つで寄り切った。この日は結びの一番から数えて4番目の取組だったため、勝ち残りがなく支度部屋に戻った。白鵬にとって07年初場所10日目以来の珍現象だった。

 支度部屋に戻り風呂から上がると、報道陣に背を向けて椅子に座り、テレビに映し出された結びの一番を無言で見つめた。いつもなら大相撲中継は終わっているはずが、4横綱になったからこその光景だった。

 13日の朝稽古は休んだ。取組前、師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)は「集中力が欠けている」と心配していたが、取組後には「気の入った顔になってた」と一安心。白鵬は帰り際、テーピングについて「逆に心の安定があった」と前向きに話した。