稀勢の里4勝目!白鵬、日馬富士は6連勝 夏場所

玉鷲(右)に押し出しで敗れる高安(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇6日目◇19日◇東京・両国国技館

 横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)は、前頭3枚目の大栄翔(23=追手風)を浴びせ倒して4勝2敗とした。

 6場所ぶり38度目の優勝を狙う横綱白鵬(32=宮城野)は、前頭筆頭の遠藤(26=追手風)を押し出して6勝目。遠藤は2勝4敗となった。

 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は、前頭3枚目碧山(30=春日野)を寄り切って全勝を守った。

 大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)は、前頭筆頭の千代の国(26=九重)を押し出し、大関豪栄道(31=境川)は小結御嶽海(24=出羽海)を下手投げで下し、ともに4勝2敗とした。

 大関どりの関脇高安(27=田子ノ浦)は、同玉鷲(32=片男波)に押し出され5勝1敗。同琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)は、小結嘉風(35=尾車)に肩透かしを食らい5敗目(1勝)を喫した。

 人気力士の前頭10枚目宇良(24=木瀬)は、同9枚目逸ノ城(24=湊)を肩透かしで下し4勝2敗とした。

 6日目を終え、全勝は白鵬、日馬富士の2人。1敗で高安、前頭13枚目大翔丸(25=追手風)、同14枚目阿武咲(20=阿武松)が続く展開となった。