白鵬「立ち合いが良かった」遠藤下し全勝キープ

遠藤(左)を激しく攻める白鵬(撮影・神戸崇利)

<大相撲夏場所>◇6日目◇19日◇東京・両国国技館

 横綱白鵬(32=宮城野)が、西前頭筆頭遠藤(26=追手風)を下して全勝をキープした。

 昨年九州場所で負けて以来の対戦。その鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような、激しい突き押しで攻め立てた。「立ち合いが良かった。その流れで勢いついて最後までいった感じかな」と分析。厳しい突き押しにも、すぐに引き下がらなかった遠藤を「今場所の意気込みが出ていた」と評価する余裕があった。