稀勢の里、54秒8かけて懸賞上限61本ゲット

稀勢の里-御嶽海の一戦に懸けられた懸賞金幕(撮影・神戸崇利)

<大相撲夏場所>◇7日目◇20日◇東京・両国国技館

 14日目と千秋楽以外で初めて上限61本の懸賞が懸かった一番。稀勢の里は御嶽海の右おっつけをしのぎ、54秒8の相撲で寄り切った。

 場所前に死去した元横綱佐田の山の話を、先代師匠の鳴戸親方(元横綱隆の里)からよく聞き「1つのものを追いかけなくてはダメだ」と言われていた。自らも迷わず2横綱を追う。