日馬富士納得いかぬ1敗「負けは負け。明日の一番」

日馬富士(右)は、御嶽海に寄られて左足が土俵の外に出る(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇11日目◇24日◇東京・両国国技館

 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は痛恨の初黒星だ。御嶽海ともみ合い、土俵際の攻防で左足が外に出て天を仰いだ。

 立ち合いも一瞬左に動くなど納得のいかない内容だったのか、支度部屋ではしばらく無言。大きく息を吐きながら「負けは負け。明日の一番に集中します」と言葉を絞り出した。稀勢の里も休場し、横綱は2人だけ。「あと4日もありますから。また明日から気持ちを切り替えて頑張ります」と話した。