元若嶋津、投薬減らし集中治療室で自発呼吸促す処置

二所ノ関親方(16年3月21日撮影)

 19日に千葉県船橋市の路上で自転車とともに倒れているところを発見され、頭部の緊急手術を受けた元大関若嶋津の二所ノ関親方(60=本名・日高六男)について、市内の病院で対応した部屋付きの湊川親方(元小結大徹)は21日、投薬の量を減らして自発呼吸を促していることを明かした。

 当初は薬で眠らせていたが「徐々に変えていっている」と話した。集中治療室では家族が体をたたいたり、つねると反応があるそうで「体がちょっと反応し、少しずつ体を伸ばそうという気持ちが見える。親方も頑張っている。早く目覚めて、自力で立てるぐらいに頑張ってほしい」と願った。