白鵬40度目Vへ「気持ちはある」左膝の状態上向き

通算40回目の優勝がかかる九州場所に向け、汗を流す横綱白鵬(撮影・加藤裕一)

 横綱白鵬(32=宮城野)が31日、前人未到の40度目となる優勝がかかる九州場所(12日初日、福岡国際センター)への意気込みを語った。

 福岡・篠栗町の宿舎で朝稽古を終え「気持ちはあるけど、その気持ちを抑えてね。だから秋巡業も100点ではなく50点と言ったわけです」と話した。先場所は左膝負傷で全休。秋葉巡業は14日の金沢市から合流した。「だいぶよくなりましたね。(先場所前とは)全然違います」と言い、体調は上向きだ。

 この日は午後からの力士会を前に稽古場でじっくり柔軟、四股などで体を温め、全体稽古終了後に1人で土俵に上がり、感触を確かめた。「力士会もあるから、本当は(稽古を)するつもりはなかったけど、明日は部屋の行事、明後日も(土俵入り)あって(稽古が)できないかもしれないしね。まわしを締めると気分転換にもなる。足の裏を土につけたかった。ふれあいたかった」。静かな口調にも闘志がにじんでいた。