白鵬「いつもの感覚」すぱっと左を差して文句なし

御嶽海を寄り切りで下し1敗を守った白鵬(撮影・栗木一考)

 横綱白鵬(32=宮城野)が、関脇御嶽海(24=出羽海)を下して40度目の優勝へ1歩進んだ。

 この日の午後、前日11日目の嘉風戦で立ち合い不成立をアピールして、前代未聞の不服な態度を示したことについて審判部から呼び出されて厳重注意を受けたが、引きずることなく圧勝した。

 文句なしの立ち合いだった。すぱっと左を差して、同時に右上手を取り、盤石の体勢を作って寄り切った。「いつもの感覚という気持ちで土俵に入った。内容的に引きずってなかったんじゃないかな。いいとこが取れた」と冷静だった。そして前日の異例の態度については「ファンのみなさんも、ああいう相撲を見たくないでしょうし、だから(ビデオを)見てほしかった。申し訳ない」と抗議行動を起こした理由について話し、反省の色を浮かべた。