日馬富士推挙した横審は責任回避、判断は困難と説明

臨時の横綱審議委員会。左手前から3人目が北村正任委員長、右手前から3人目が八角理事長(撮影・小沢裕)

 横審の北村委員長は、元横綱日馬富士関を推挙した横審の責任については明言を避けた。

 「横綱に推挙する要件は『品格・力量が抜群』となっている。品性について、委員会自身で調査するわけにもいかない。横審の規則では、協会が確認した事実に基づいて判断するとなっている。今度のことがあったからといって元々、品性がよろしくないというような判断は到底できなかった」と説明した。