鶴竜、綱締め実演も土俵入り回避「綺麗にできない」

断髪式で、鶴竜(右)が朝赤龍にはさみを入れる(撮影・柴田隆二)

 昨年の夏場所前に引退した大相撲の元関脇朝赤龍の錦島親方(36=高砂)の引退相撲が4日、東京・両国国技館で行われた。

 1日に左足首付近の内視鏡手術を受けた鶴竜が、引退相撲で綱締め実演を行った。土俵入りは「きれいにできないと思って」と回避。痛めた昨年の1月から、疲労がたまると痛みが出るといい「間に合わせるために早めにやった」と春場所を視野に入れての手術だったと明かした。4場所連続休場から復帰した初場所は終盤に4連敗。悔しい結果に「まだまだ頑張らないといけない」と意気込んだ。