十両陥落の照ノ富士 初日黒星も「常に前向き」

徳勝龍(右)に上手投げで敗れた照ノ富士(撮影・岡本肇)

 大関経験者4人目の十両陥落となった照ノ富士は黒星発進。徳勝龍を左四つに組み止めたが攻め手に欠き、与えてしまった右上手から投げを打たれ倒された。

 1年前の春場所は稀勢の里に逆転Vを許すも大関の貫禄で13勝。1年で暗転し膝のケガ、糖尿病で昨年秋場所3日目を最後に白星がない。それでも「常に前向き。稽古場でも気合を入れてやってます」と話した。