希善龍、大流血の取り直し勝った「少しクラクラ」

希善龍(右)は一山本の投げで倒れた際に右顔面を出血(撮影・鈴木正人)

 東幕下8枚目希善龍が大流血を押し、2連勝を飾った。

 一山本の投げで倒れた際に右顔面を出血。取り直しの一番で上手投げを決め、大歓声を浴びた。「少しクラクラしたけど、大丈夫。お客さんも喜んでくれた。でも、今はめっちゃ痛いです」。十両だった15年春場所でも左顔面を大出血。「大阪では何かとありますね」と苦笑いし「(手でなく)顔から落ちた。まだやれますね」。8度目の再十両へ、意欲満々だ。