大相撲夏場所(13日初日、東京・両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)による稽古総見が3日、両国国技館で行われた。
大関とりの関脇栃ノ心(30=春日野)は、関取衆による申し合い稽古で10番(8勝2敗)取った後に、三役以上による申し合い稽古にも参加。横綱鶴竜、稀勢の里、大関高安と4番しか取らなかったが、鶴竜に1勝、稀勢の里に2勝した。春場所で負傷した右肩に不安があるものの、178キロの稀勢の里をつるなど、怪力ぶりを見せつけた。
横綱、大関と互角も「4番しか(やって)ないけどね」と浮かれはしなかったが「体の状態はいい。(夏場所は)強い気持ちでやっていきたい」と前向きな姿勢を見せた。稽古総見は一般公開され、大勢の観客から声援を受けて「うれしいですね。僕の中でも頑張らないといけないと思った」とパワーをもらった。