栃ノ心は休場せず、右足親指負傷で治療も「大丈夫」

玉鷲の小手投げで右足親指を痛めた栃ノ心(撮影・岡本肇)

<大相撲名古屋場所>◇6日目◇13日◇名古屋市・ドルフィンズアリーナ

 新大関栃ノ心(30=春日野)が初黒星を喫した。小結玉鷲との対戦で左上手でまわしをとった直後、小手投げを食い、土俵に崩れる際に右足親指を痛めた。

 支度部屋では言葉少なだった。「は~っ」とため息をついた後「ちょっと(右)ひざが曲がった。それより指がちょっとね」。そばに来た部屋付きの岩友親方(元前頭木村山)の問い掛けに「(骨が)折れてはいないけど、多分外れたと思う」と答えた。

 会場から病院に行き、治療を受けた。部屋の関係者は「大丈夫です」と語り、休場せず、引き続き出場する意向を明かした。