八角理事長「明日からでしょう」稀勢の里初黒星に

1敗を喫した稀勢の里は支度部屋で大勢の報道陣に囲まれる(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇6日目◇14日◇東京・両国国技館

8場所連続休場から復活を目指す横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が、初黒星を喫した。西前頭2枚目の千代大龍に押し出され、初日からの連勝は「5」でストップ。3横綱の中で最初に土がついた。三役以上とは7人も対戦を残す中、平幕相手に痛恨の取りこぼし。横綱審議委員会(横審)から、前日5日目終了時点での合格点を与えられた直後に、力ない黒星を喫した。

八角理事長(元横綱北勝海)のコメント「稀勢の里の立ち合いは頭からいっているし悪くはなかったが、いなされて流れに乗ってしまった。明日からでしょう。御嶽海は豪栄道の張り差しで出足を止められた」。