稀勢の里9場所ぶり勝ち越しへ「やるべきことやる」

2敗を守った稀勢の里は懸賞の束を受け取る(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

8場所連続休場から復活を目指す横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が、大関栃ノ心を寄り切り、優勝した昨年3月の春場所以来、9場所ぶりの勝ち越しまで、あと1勝とした。

立ち合いで頭からぶつかると右の上手、左の下手を取る得意の形に持ち込んだ。相手の繰り返しの下手投げは、腰を落とし、胸を合わせて威力を半減。焦らず、じっくりと攻めきった。関脇以上に休場者が出なければ、10日目は最後の平幕との対戦となる西前頭3枚目の遠藤が相手。「やるべきことを、しっかりとやっていきたい」と、快勝にも気を引き締め直していた。