豪栄道2敗で優勝厳しく「もっと自分から動いて」

立ち会いで豪栄道(左)と激しくぶつかる高安(撮影・狩俣裕三)

<大相撲秋場所>◇10日目◇18日◇東京・両国国技館

大関豪栄道(32=境川)が2敗目を喫し、優勝戦線から遠のいた。

大関対決となった高安(28=田子ノ浦)に、腕ひねりで敗れた。高安のかち上げが強く、得意の右四つをつくれなかった。「左を差されたらあかんね。(自分のイメージとは)違うね」と首をひねった。

全勝優勝した一昨年秋場所以来2度目の優勝へ厳しい展開に。報道陣の質問に対して、じっくりと言葉を選びながら「もっと自分から動いていかないといけない」と切り替えた。