輪島さん最期は「静かに眠るように」留美夫人明かす

輪島大士さんの遺影を手に一礼する、左から長男の大地さん、長女、妻の留美さん(撮影・横山健太)

大相撲の元横綱で、下咽頭がんと肺がんの影響による衰弱のため、8日に70歳で亡くなった輪島大士さんの葬儀が15日、東京・青山葬儀所で営まれ、妻留美さんが喪主あいさつを行った。

亡くなった時の様子として「最後は、主人は自宅のソファでテレビを見ながら静かに眠るように、座ったまま亡くなっておりました」と明かした。続けて「ご迷惑をおかけすることも多かった人生ですが、最後は1人で誰にも迷惑をかけず、静かにとてもいい顔で眠っておりました。とてもにぎやかなことが好きだった人なので、本日、皆さまにお集まりいただき、さぞ喜んでいることと存じます」と、涙をすすりながら話していた。