出稽古の稀勢の里を阿武松親方が分析「流れがいい」

ぶつかり稽古で阿武咲(手前)に胸を出した稀勢の里

大相撲九州場所(11日初日、福岡国際センター)に向けて、横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が4日、福岡市の阿武松部屋に出稽古した。圧力のある前頭阿武咲を受け止める取り口をあえて取り、最初こそ黒星が先行したが最後は7連勝。11勝6敗だった。3日連続で他の部屋の関取衆と稽古後は「いい稽古だった。(状態は)いいんじゃないですか」と手応えを口にした。

見守った審判部長の阿武松親方(元関脇益荒雄)は「先場所より一段といい」と断言した。秋場所は9場所ぶりの皆勤とあって、相撲勘が戻りきらずに5敗。だが同親方は「相撲は流れが大事。その流れができている」と、自然に動けていたと分析。先場所前も稽古した阿武咲も「先場所よりも強い」と脱帽していた。