元貴乃花親方、景子夫人は「のびのびいってほしい」

元貴乃花親方(元横綱)の花田光司氏

景子夫人(54)との離婚が明らかになった元貴乃花親方の花田光司氏(46)が27日、日本テレビ系「スッキリ」に生出演して胸中を語った。

突然スタジオに現れた花田氏に司会を務める加藤浩次(49)も驚いた表情を見せた。

花田氏は「離婚のことがこんな大きなことになるとは思わなかった。報道されるだろうなと思っていた」と語った後、経緯から話し始めた。「お互いに結婚を卒業しようと言うことで2人で決めました」と話し、「私も人生の転機がたくさんきて、お互いの道を行こうと。離婚届を提出したのは先月でしたけれども、以前から兆候はあったかなと」と続けた。また「奥さんには新しい道をのびのびといってほしいなという気持ちが強かった。間接的にこれまで部屋のおかみさんとして、または横綱の奥さんとして、肩身の狭い思いもしてきましたでしょうから、これからは自分の道にいってほしい」と話した。

景子夫人とは、連絡については取り合っていると話し、「私のそばにいて私の本業を支えながらつらいきつい思いをしてきましたでしょうから、これからの人生を考えると、元家内も50歳ちょいですから、まだ年齢もこれからゆっくりいけるんじゃないかなと思いましたので」と話した。加藤からは身の回りの事を聞かれ「弟子もいなくなり、1人暮らしです。それなりに自分でやってきていますので大丈夫です。自分でやるしかないので。(食事は)近所に出かけたり、ちょこっと作ったり出来ますので、ご飯を炊いたりとかみそ汁とか作ります。あまり作ることはないですけどね」と語った。

高橋真麻(37)から過去の話を振られると「私が横綱になったばっかで結婚し、すぐに長男が生まれて、もう横綱をやることで毎日必死で暮らしていた。ごく一般的な新婚旅行とかの思い出は全くといっていいほどなくて」と話した。

加藤からお互いがプラスになる決断か聞かれ、「それでしかないですね。私も引退を機に小さなお子さん達の土俵を一緒にやっていきたい。その辺にも力を入れていきたい。お互いに元気でいけないという新たな気持ちでいます。息子たちは、両親が決めたことは、という感じですから。離婚してもわが子は変わらないので、そのためにも私自身がしっかり生きていかなくてはなと思います」と話し、今後については「少しずつ活動の拠点をつくって広げていこうかなと思う。ただ引退したばっかりで、焦ってやってもよくないので、少年少女、土の上を歩くということをしてほしい。昔、お父さんと相撲をとり、投げ飛ばされたとかで、何となく痛みを覚えたりとか、人を傷つけることをしてはいけないとか、そういった所へ携わっていきたいと思っています」と話した。