新関脇貴景勝“4発KO”2連勝「前へ前へ圧力を」

貴景勝は押し出しで松鳳山(右)を下す(撮影・小沢裕)

関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)16年夏場所で十両に昇進して以来、初の2場所連続での連勝発進を決めた。

松鳳山の張り差しをものともせず、土俵際まで3発。上体が伸びた相手を、4発目で押し出した。「相手の方がスピードはあるぶん、前へ前へ圧力をかけるつもりだった」。大関3人が2日で5敗と精細を欠く中、新関脇として場所を盛り上げている。