鶴竜「けががよくなればまだとれた」稀勢の里引退

支度部屋で報道陣の質問に耳を傾ける鶴竜(撮影・山崎安昭)

<大相撲初場所>◇4日目◇16日◇東京・両国国技館

横綱鶴竜が妙義龍との一番を制した後、稀勢の里の引退について「本当にさみしいです。けががよくなればまだまだとれた。明日はわが身と身を引き締めていかないと」と話した。

初土俵は自身の方が約1年早かったが「早く追いつきたいとの思いでやっていた」という。これで横綱は白鵬と2人となった。角界を引っ張る思いを強くしていた。