かど番栃ノ心が朝稽古16番、相撲勘○「勝ちたい」

朝稽古の申し合いを終えた栃ノ心、右は碧山(撮影・加藤裕一)

大相撲春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)を2度目のかど番で迎える大関栃ノ心(31=春日野)が3日、大阪・交野市の部屋で朝稽古を行い、平幕の栃煌山、碧山と16番相撲をとって10勝6敗だった。

「立ち合いが良かったね。昨日も良かったよ」。右太ももの肉離れで初場所を5日目から休場。24日に大阪入りしたが、治療、基礎運動に専念したため、相撲を取り始めてまだ5日目という。

じょじょに相撲勘が戻ってきているようで「勝ちたいね。稽古も本場所も」と表情も明るくなってきた。