大相撲春巡業が28日、東京・町田市内で行われ、大関豪栄道(33=境川)が順調な調整ぶりを印象づけた。
平幕正代(27=時津風)と三番稽古を行い、11番取って10勝1敗だった。「いかに低く、鋭く踏み込めるか」を念頭に置き、正代を終始圧倒。立ち合いから圧力で上回った。「まずますだった。(正代は)自分の調子のバロメーターになる。調子も徐々に上がっている」とうなずいた。
30日に夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)の番付が発表され、その後の調整では「力を出してくれる相手をやりたい」と、出稽古も行う予定だ。平成から令和への改元間近となり、豪栄道は「若貴時代が一番印象に残っている。ちょうど物心がついたときなので」と、平成を振り返った。自身も平成28年の16年秋場所で全勝優勝を達成。「ちょっとでも(自分の)名前が記憶に残っていればいいなと思っている」とも語った。【佐藤礼征】