碧山、久々の土俵祭出席も「気持ちは部屋と一緒」

大相撲夏場所の土俵祭に臨む、後列左から御嶽海、栃ノ心、貴景勝、豪栄道、鶴竜、高安。前列左から4人目は八角理事長(撮影・小沢裕)

大相撲夏場所(12日初日、両国国技館)を前に11日、同所で土俵祭が行われ、三役以上の力士が出席した。

小結碧山(32=春日野)は、関脇だった15年初場所以来26場所ぶりの三役復帰で、久々の出席となったが「緊張? 全然しませんでした。気持ちは部屋にいるときと一緒。違うのは着ているものだけです」と紺色の紋付きはかまを指さし、笑った。

198センチ、191キロの巨体でもあり、左膝に古傷を抱え、体のあちこちに負傷箇所はあるが「今場所はまずまずです」。直近3場所は2度の2桁白星をあげるなど好調だ。初日は玉鷲、2日目は豪栄道と対戦する。