通算3勝の服部桜「勝ち越しを」令和での飛躍誓う

北島(右)に突き出しで敗れ悔しい表情を浮かべる服部桜(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇2日目◇13日◇東京・両国国技館

通算3勝の東序ノ口33枚目の服部桜(20=式秀)が、令和での飛躍を誓った。この日は北島に、防戦一方のまま突き出しで敗れ、通算145敗目を喫した。

取組後は「ちょっと緊張してしまいました。相手が新弟子で情報が少なかったこともあって」と、悔しそうに話した。

15年秋場所の初土俵から、1度も連勝を経験したことがないまま平成が終わった。令和での目標を問われると「最低でも1場所に3勝、勝ち越しできるようになりたい」と、力強く話した。

得意は右四つ。「右四つの相撲を取りたい。あとは立ち合いで思い切って当たっていきたい。師匠(式秀親方=元前頭北桜)にも言われていることです」と、まずは通算4勝目へと気持ちを高めていた。