魁聖が腕負傷で休場危機「バババって…これいった」

魁聖(13年撮影)

<大相撲夏場所>◇7日目◇18日◇東京・両国国技館

東前頭8枚目魁聖(32=友綱)が休場危機だ。西5枚目竜電にはたき込まれた際に右上腕を負傷。

支度部屋では肘関節を曲げる動作を見せて「この動きが痛い。(取組が終了した)すぐにはそんなに痛くないけど…今は痛い」と、支度部屋では苦悶(くもん)の表情を浮かべた。テーピングを施し、明日8日目の朝に病院へ向かい、出場の可否を判断する。

患部は同じ伊勢ケ浜一門で、同じく右上腕を筋断裂した横綱白鵬と近い箇所。「筋肉が切れたか? たぶん、そうですね。(音が)バババって…これいったなと」と話した。明日8日目の取組出場は厳しいかと問われると「かも」と短く返答。

この日敗れた魁聖は、7日目を終えた時点で3勝4敗と黒星が先行している。「令和に入っていいことがない」と肩を落とした。