東前頭魁聖が休場 右上腕二頭筋腱断裂で3週間加療

魁聖(13年撮影)

大相撲夏場所8日目の19日、東前頭8枚目魁聖(32=友綱)が日本相撲協会に「右上腕二頭筋腱(けん)断裂で3週間の加療を要する」との診断書を提出して休場した。

7日目の竜電との取組で、はたき込まれた際に右腕を負傷。取組後の支度では、肘関節を曲げる動作を見せて「この動きが痛い。(取組が終了した)すぐにはそんなに痛くないけど…今は痛い」と苦悶(くもん)の表情を浮かべていた。

魁聖の休場は昨年九州場所以来4度目。8日目の対戦相手、妙義龍は不戦勝となる。

今場所の十両以上の休場は横綱白鵬、十両千代の国、白鷹山、8日目に再出場する新大関貴景勝に続いて5人目となった。