朝乃山2敗目も「思い切っていこうと…悔いはない」

玉鷲に敗れ、肩を落とし土俵を引き揚げる朝乃山(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇東京・両国国技館

朝乃山(25=高砂)は単独トップを守りきれなかった。

立ち合いで玉鷲の圧力をまともに受けると、上体を起こされて後退。右を差して立て直しを狙ったが、相手の勢いを止められずに押し出された。幕内での自己最多に並ぶ6連勝はならず2敗目。鶴竜に並ばれた。それでも「思い切っていこうと思っていたので悔いはない。あの押す力を克服しないと上にはいけない」と、完敗をすがすがしく振り返った。