トランプ大統領生観戦!朝乃山3敗目も殊勲&敢闘賞

国技館に到着し、観客に手を振り応える安倍首相(左)とドナルド・トランプ米大統領(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

14日目で平幕初優勝を決めた前頭8枚目の朝乃山(25=高砂)は、小結御嶽海(26=出羽海)に寄り切られ12勝3敗で終えた。朝乃山は、殊勲賞と敢闘賞のダブル受賞。殊勲賞は初で、敢闘賞は3度目の受賞(三賞通算も4度)。御嶽海は9勝6敗。

横綱鶴竜(33=井筒)は、大関豪栄道(33=境川)を寄り切って11勝4敗。豪栄道は9勝6敗。

大関高安(29=田子ノ浦)は、14日目に大関返り咲きを決めた関脇栃ノ心(31=春日野)を寄り切って9勝6敗。栃ノ心は10勝5敗。

前頭4枚目の阿炎(25=錣山)は、、前頭3枚目の玉鷲(34=片男波)を引き落として10勝目、敢闘賞を受賞した。玉鷲も10勝5敗。

前頭5枚目の竜電(28=高田川)は、小結碧山(32=春日野)を上手投げで下し10勝5敗、技能賞を初受賞(三賞通算は2度目)。碧山は6勝9敗。

新入幕で前頭12枚目の志摩ノ海(29=木瀬)は宝富士を押し出して2桁10勝とし敢闘賞を初受賞した。

また、トランプ米大統領は、14日目で初優勝を決めた朝乃山(25=高砂)の一番から結びまでの五番を安倍首相らと生観戦。場内入場した際に拍手で迎えられ手を挙げて応えた。