明生が鶴竜の引き出し多さに舌巻く「左四つで来た」

鶴竜との取組後、記者の質問に答える明生(撮影・河田真司)

<大相撲名古屋場所>◇9日目◇15日◇ドルフィンズアリーナ

東前頭4枚目明生(23=立浪)は初の横綱戦で壁に跳ね返された。鶴竜に攻め手がほぼ通じないまま寄り切られた。

「もっと立ち合いで踏み込まないと…。当たり勝てないとどうしようもないけど、横綱は低かったです」。実際に肌を合わせて感じたものは「うまさですね」という。

「横綱は右四つで、僕は左四つが得意。“そこの勝負かな”と思ったら、左四つで来た」と引き出しの多さに舌を巻く。「マイナスのことは何もないです。もっと稽古して、何度でも挑戦したい」と話した。