白鵬痛恨2敗に言葉少な「低さが失敗…見ての通り」

2敗目を喫した白鵬は館内に座布団が舞うなか花道から土俵へ向かう(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇20日◇ドルフィンズアリーナ

横綱白鵬(34=宮城野)が痛恨の2敗目を喫した。過去56勝5敗(不戦敗を除く)と合口抜群の琴奨菊に対し、立ち合いから押し込まれ、ほぼ一方的に寄り切られた。

支度部屋では言葉少なで「(立ち合いの)低さが失敗しました。後はもう見ての通りです」。千秋楽は、1敗を守った鶴竜と直接対決。勝てば、優勝決定戦に持ち込める。自力Vは残っているが、大一番前に大きな1歩後退だ。