大鵬の孫納谷「周り気にせず」秋場所で関取の座狙う

AED講習会で心臓マッサージを練習する納谷(撮影・佐藤礼征)

大相撲で元横綱大鵬を祖父に持つ幕下納谷(19=大嶽)、元横綱朝青龍をおじに持つ豊昇龍(20=立浪)らが、人命救助の講習を受けた。

28日に東京・両国国技館で行われた、1~3年目の幕下以下の力士養成員を対象とした研修会に参加。納谷は、AED講習会で心臓マッサージを行った。AEDの講習は埼玉栄高でも受けたことはあるが「いい勉強になった」と、2度目でも学びを得た様子だった。

西幕下6枚目で臨んだ名古屋場所は3勝4敗で負け越した。8月は主に「立ち合いの流れを中心に稽古してきた」という。秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)は東幕下10枚目から、関取の座を目指して再出発。豊昇龍ら同年代と出世争いの様相を呈しているが「周りは気にせずに頑張っていきたい」と意気込んだ。

その豊昇龍は、AED講習については「初めて習った。これから役に立つと思う」と振り返った。西幕下2枚目だった先場所は、勝ち越しを懸けた7番相撲で敗れて支度部屋で涙を流した。この日の午前中には時津風部屋へ出稽古に行くなど、リベンジに向けて日々奮闘中。「先場所の悔しさを忘れずにやっていきたい」と力強く話した。