高安休場へ 左肘完治せず「筋力を戻すことが大事」

朝稽古で若い衆を指導する高安(撮影・加藤裕一)

大関高安(29=田子ノ浦)が大相撲秋場所(8日初日、両国国技館)を休場することが5日、濃厚となった。途中休場した7月の名古屋場所で負った「左肘関節内側側副靱帯(じんたい)断裂」が完治せず、この日も都内の同部屋で朝稽古を行ったが、まだ相撲が取れない状態。最終決断は師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)と話し合って下すが、6日の取組編成会議までに休場届を出すことになりそうだ。休場なら6場所目。全休すれば、九州場所は昨年名古屋場所以来3度目のかど番となる。

高安は「けがが治っても筋力が落ちているから、またケガをする。治して、筋力を戻すことが大事。まわしを取って、力強い相撲がとれるようになるまでは…」と、完治を最優先する考えを口にした。

左肘の状態を「良くなっていますが、まだ相撲を取るには…。痛みはほとんどないけど、サポーターをつけていないと不安感があります」と説明。ただ、焦りはない様子で「もどかしさ? それは何もないです。ちゃんと目標を持ってやってますから。肘以外は万全です」。万全の状態で九州場所に臨むべく、治療、トレーニング、稽古を重ねていく。