鶴竜、貴景勝ら4連勝、かど番栃ノ心反則負け3敗目

貴景勝(左)は押し出しで友風を下す(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇4日目◇11日◇東京・両国国技館

2場所連続の賜杯を狙う鶴竜(34=井筒)は、前頭2枚目逸ノ城(26=湊)を肩すかしで下し4連勝とした。逸ノ城は1勝3敗。

かど番の大関豪栄道(33=境川)は、前頭筆頭北勝富士(27=八角)を鋭い踏み込みから一気に押し出して3勝目。北勝富士は1勝3敗。

同じくかど番の大関栃ノ心(31=春日野)は、小結阿炎(25=錣山)をはたき込んだ際に頭を押さえた左手がまげを引っ張ったとして、物言いの末に反則負けで痛恨の3敗目。阿炎は3勝1敗。

右膝負傷で2場所連続休場し、約4カ月ぶりに本場所の土俵に立つ関脇貴景勝(23=千賀ノ浦)は、前頭3枚目友風(24=尾車)を立ち合いから一気に押し出して4連勝。友風は2勝2敗。

関脇御嶽海(26=出羽海)は、前頭筆頭の碧山(33=春日野)を押し出して3勝1敗。碧山は4連敗。

人気力士の小結遠藤(28=追手風)は、前頭2枚目朝乃山(25=高砂)を寄り切って3勝1敗。朝乃山は2勝2敗。

勝ちっ放しは、平幕隠岐の海、貴景勝、鶴竜となった。