剣翔、新入幕勝ち越し 敢闘賞へ「何とかあと2番」

俵に足をかけてこらえる剣翔(右)は肩透かしで隠岐の海を破る(撮影・加藤諒)

<大相撲秋場所>◇11日目◇18日◇東京・両国国技館

剣翔は新入幕で早々と勝ち越しを決めた。優勝争いでトップに並んでいた隠岐の海を、わずか1秒7の肩透かしで引きずり下ろした。

「ホッとした。ホッとして力が出なくなるのか、気楽になってもっと思い切り取れるのか」と今後、真価を問われると力説。目標は2ケタ白星。新入幕で10勝以上は敢闘賞を受賞するケースが多いだけに「優勝は無理。何とか、あと2番」と力を込めた。