鶴竜「80分間ぶつかり稽古」ラグ日本の激しさ賞賛

明治神宮本殿で手数入り(土俵入り)を披露する横綱鶴竜(撮影・中島郁夫)

角界屈指のスポーツ観戦マニアの横綱鶴竜(34=井筒)はラグビー日本代表の金星を喜んだ。

28日の日本-アイルランド戦について問われると「すごい。みんな言っているけど奇跡じゃないから勝てる」と熱弁。試合は車中で観戦したという。「80分間ぶつかり稽古をやっているようなもの」と接触の激しさを相撲に例え、ハードワークを称賛。

この日の力士選士権は1回戦敗退。負傷している左膝は「まだ完全じゃない。しっかり治して巡業で稽古したい」とした。