大相撲の“年男”大関貴景勝(23=千賀ノ浦)が始動した。
3日、東京・台東区の部屋で行われた部屋の稽古始めに参加。昨年末にインフルエンザを罹患(りかん)し、病み上がりとなったこの日は相撲を取らず、四股やテッポウ、腕立て伏せなどの基礎運動で体を動かした。
東京オリンピック(五輪)イヤーの20年は子(ね)年。96年生まれで、年男としてさらなる飛躍を目指す23歳は「最後の番付を目指せるような成績を残したい。(五輪イヤーだが)負けないように、相撲の魅力を伝えられるようにやっていきたい。(年男は)あまり関係ないとは思うが頑張りたい」と力強く話した。
年末年始は地元兵庫に帰らず、都内で過ごした。年の瀬はインフルエンザによる体調不良に見舞われ、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)によると一時は40度近い発熱に襲われたが、本人は「インフルエンザになったけど収まった。いろいろあったけど、しっかり場所に向けて(体を)つくっていきたい」と、10日を切った初場所(12日初日、東京・両国国技館)を見据えた。
6日には横綱審議委員会(横審)による稽古総見が行われる。「今日はまだ始まったばかり。明日からしっかりやっていく」と話した。