白鵬、横審委員が見守る中かち上げ多用で12番全勝

大栄翔(左)に立ち合いでかち上げを浴びせる白鵬。後方は横綱審議委員と八角理事長(撮影・鈴木正人)

昨年九州場所で横審から立ち合いについて苦言を呈された横綱白鵬(34=宮城野)は、同委員らの前でかち上げを多用した。

先場所、唯一黒星を喫した大栄翔を指名して12番を全勝。本場所と比べて力は抑えているように見えたが、1番目から右肘を顔付近に向けるなどした。稽古後、報道陣に「厳しい立ち合いだったか」と問われると「そうかな?」と一言。横審の矢野委員長は「それらしいのが一番あったけど、まともにやってる感じだった。(今後の経過を)ちゃんと見ていきたい」と、注視する姿勢を見せた。