初黒星の朝乃山「自分の持ち味が出せなくて悔しい」

阿炎(上)は押し倒しで朝乃山を下す(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇4日目◇15日◇東京・両国国技館

朝乃山は三役以上で唯一の無傷だったが、阿炎の強烈な突き押しに屈した。

警戒していたにもかかわらず、立ち合いでもろ手突きをもらうとなすすべなく後退。右に動いて相手の攻めの流れを切ろうとしたが、及ばなかった。支度部屋ではうつむきながら「前に出られなかった。ダメな相撲でした。自分の持ち味が出せなくて悔しい」と反省した。