王貞治氏、紺野美沙子ら大相撲の国際化など議論

大相撲の継承発展を考える有識者会議に出席する高見山大五郎さん(左)とソフトバンク王貞治会長(撮影・中島郁夫)

日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で「大相撲の継承発展を考える有識者会議」(山内昌之委員長)の第5回会合を開いた。外国出身初の関取になった元関脇高見山の渡辺大五郎氏も出席し、大相撲の国際化など王貞治委員らを交え活発に議論した。

歌舞伎役者の松本白鸚は「相撲は神事。何かを信じ、何かから信じられれば自ずと不祥事もなくなり魅力ある相撲界になると思う」と話した。

また「相撲と女性」について女優の紺野美沙子らが意見交換。女性を土俵に上げる可否の議論を男女間の差別問題として考えるのは、なじまないのではなどの意見が出た。次回は4月に開催予定。