豊山「稽古は完璧」電車道で白鵬持って行く場面も

豊山(2020年1月22日撮影)

大相撲春場所(8日初日、エディオンアリーナ大阪)で1年半ぶりに上位との戦いに挑む東前頭3枚目豊山(26=時津風)が、納得の形で稽古を締めくくった。

5日、大阪市内の時津風部屋に出稽古してきた横綱白鵬(34=宮城野)に指名され、三番稽古で16番取った。相手の出足に屈して一気に寄りきられる場面が目立ったが、電車道で持っていく力強い一番もあった。「毎日いろんな関取衆に稽古をしてもらって、最後に横綱。場所前の稽古は完璧」とうなずいた。

上位戦が組まれるのは18年秋場所以来9場所ぶりで、白鵬とも対戦が予想される。この日の稽古ではその白鵬から「(番付が)下がったこともあったけど、盛り返してきた。重さを感じた」と評価され、豊山は「光栄です」と笑みをこぼした。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、不要不急の外出は控えている。無観客での開催になるが「逆に考えれば、こういう経験はできない。一生に一度。プラスにできれば今後につながる」と前向きに話した。